コープしがでは、「いのち*たいせつ」の取り組みとして、「もっと身近な命のこと、動物愛護についても学びたい。」という声から、2023年度より身近な動物の命を通して、いのちの大切さを学ぶ機会として、「いのちの大切さを考える学習会」を実施しています。
4月2日(水)、滋賀県動物保護管理センターで、第3回「いのちの大切さを考える学習会」を開催しました。子ども6名を含む7組13名が参加し、家庭で動物を飼っている方や家に来る野良猫たちについて知りたいという組合員が集まりました。
今回は、滋賀県動物保護管理センターに収容される保護犬や保護猫のお話だけでなく、近年さまざまな場所で発生する災害に備えたペットの防災についても学びました。動物1匹に対して準備が必要なものや、体内にあるICチップから飼い主を特定することも可能で離ればなれになってしまったときに役立つことも分かりました。
▲滋賀県動物保護管理センターの職員より、ペットの防災について説明の様子
お話の後、施設の敷地内を見学しました。保護犬や保護猫が譲渡を待っている姿を見たり、これまで致死処分が行われてきた施設も見学しました。これまでの滋賀県動物保護管理センターの取り組みの結果、保護犬保護猫の数が少なくなり、焼却施設の使用が無くなることを聞いて安堵する参加者もいました。
▲施設見学の様子
・殺処分にならないようしっかりと自分のペットなら自己管理をあやまらずやり抜いてほしいなと思いました。(子ども)
・今回のお話しで犬の放し飼いが減ったことにより保護する数も減ったこと、減らす対策をやってきた結果、今では殺処分も減り、焼却炉もなくなるということを知りました。飼う側がルールを守って最後まで責任を持つことを忘れないでほしいと感じました。
学習会を通して、滋賀県内でのペット飼育に関する問題を知り、飼育している人や地域の人が動物について、どのように理解すればよいかを考える場となりました。実際に保護されている犬や猫を間近に見学し、身近な動物から〝いのち〟の大切さを感じました。
コープしがは今後も、組合員とともに「命の尊さ」について考える機会を設け、「いのち*たいせつ」の活動に取り組んでいきます。