▲「和菓子製造における衛生管理について」近江三方庵 瀧 佑介様
2020年6月より、食品を取り扱うすべての事業者はHACCPによる衛生管理を行うことが義務化されています。HACCPとは、原材料や製造工程で考えられる危害(異物混入など)を把握し、より安全で衛生的に食品を製造するための衛生管理手法です。毎年、コープしがでは取引先食品工場の衛生管理の向上を目指して研修会を開催しています。
今年は、㈱近江三方庵 瀧 佑介様より、和菓子製造における衛生管理についてお話をいただきました。和菓子を衛生的に製造するための手順や、その取り組み記録を残し、振り返りを通じて、衛生管理の改善につなげている等の報告いただきました。まだ、この取り組みはスタートさせたばかりで、今後、従業員の衛生意識や知識の差を無くしていくことが課題とのことでした。参加された取引先様にとっては、自食品工場の取り組みに参考になる研修会になりました。
コープしがからは、取引先様との間で発生した商品事故事例を報告し、再発防止のために今後の確認事項について取引先のみなさまと共有しました。