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ふくしのお知らせ

生活困窮者支援の学習会 報告

【2017.03.28 更新】報告

生活困窮者支援の学習会



無縁社会から共生社会へ 私たちにできることは何か?

生活困窮者への支援制度は、障がいや高齢、子育てなど、これまでの縦割りの制度から横断的に取り組む新たな内容の制度です。今回の学習会では、「フードバンク滋賀」代表の太田茂雄さんを講師にお招きして、いくつかある生活困窮者支援事業と日本の貧困状況についてお話を聞かせていただきました。また、コープもりやまのお店の余剰商品を「フードバンク滋賀」に提供するという協働の取組みが始まったことの報告も兼ねて、「フードバンク滋賀」の活動についてもお話を聞かせていただきました。

 

2017年3月7日(火)10:00~11:30 コープしが本部 第2会議室にて開催

太田 茂雄(おおた しげお)さんプロフィール
・フードバンク滋賀(全国フードバンク推進協議会の加盟団体)代表
・全国フードバンク推進協議会 世話人
・NPO法人 大津夜まわりの会
(大津市生活困窮者自立相談支援及び生活困窮者一時生活支援事業受託機関)

 主任相談支援員/就労支援員
・NPO法人 反貧困ネットワーク滋賀・びわ湖あおぞら会理事

 

▼コープしがのお店の余剰商品をフードバンク滋賀に提供するための合意書のお披露目!

▲フードバンク滋賀代表・太田さんと、コープしが・西山理事長

 

参加者の感想から
■社会の弱者にむけた温かい視点には敬服しました。法制度だけでは暮らしの成 り立たない方に対して、フードバンク本当に必要なんや。コープしががその一 端に協力できたことに嬉しさを感じました。ぜぜ店との提携もできるといいな ぁと思いました。また一個人としてフードドライブできればいいなぁと思います。カーブスではフードドライブで作業所に商品を届けています。生協な17万人組合員がいます。ちからを合わせれば、1人は少しずつでも大きな手を差し伸べられ、ありがとうの輪がひろがるだろうとこころに描いています。一歩の踏み出しをどうするかが私自身の課題です。

■「生活困窮者支援」という言葉は知っていましたが、現状を知ることができました。もう少し自分なりに学び、これから先私にできること、生協としてできることを考えていきたいと思います。小・中・高校生に向けての学ぶ機会があるといいのではと思います。対象の子どもたちの中に生活困窮者家庭の子どもたちがいないとは限らないと思うのですが、食べ物を大事にすることも含めて学んでほしいと思います。

■現在のこの日本で、こんなにたくさんのまた根の深い生活困窮者がおられることに驚きました。そして、食品ロスの多さにも驚きました。太田さんのお話の中で食べることはどんな差異をも超え、本当の根本=いきることなのだという言葉が印象にのこりました。お腹が満たされれば明日のご飯の心配がなくなればいきていく気力も少しずつかもしれませんが湧いてくるかと思います。そのあと、自己有用感や自己肯定感をえられるような就労につながる活動が必要だと思いました。




学習会を終えて・・・

生活困窮者という言葉は知ってはいるけれど、貧困は身近に感じられないというのが一般的な感想のようでした。数字で見る日本の貧困の状況では、食べるものがないことで亡くなるがいるという現実は衝撃的でしたが、一方で日本の社会で食べられるのに廃棄される食品ロスについても、その多さに驚きを隠せませんでした今回、フードバンク滋賀の太田さんからお話を聞いて、生活困窮の日本の状況や、生活に困窮される人々の支援に関わる活動について知ることで、私たちにできることを考える良い機会をいただくことができました