食塩不使用ミックスナッツについてお話を伺いました。
食塩不使用ミックスナッツについてお話を伺いました。
食塩不使用ミックスナッツ 6袋・20袋
塩や油を使わず、丁寧に焙煎したアーモンド・薄皮付き落花生・カシューナッツ・くるみをバランスよく混合。便利な個包装タイプです。
お話を伺った荻原さん(中央左)、菅原さん(中央右)と吉田ピーナツ食品株式会社のみなさん兵庫県姫路市で大正3年に創業した吉田ピーナツ食品。第二次世界大戦が始まる直前の昭和13年に神戸市長田区へ移転。社名の一部になっているピーナツの取り扱いを本格的に開始しました。
現在は、ナッツ、落花生、豆菓子、ドライフルーツなどを豊富に取り扱っています。
「ちなみに社名が“ピーナッツ”ではなく“ピーナツ”となっているのは、落花生が木の実のナッツでなく地中に実るマメ科の植物だから」と教えてくれたのは、営業部の菅原裕也さん。こんなところにも豆とナッツを扱う老舗企業のプライドが見て取れます。
アメリカのアーモンド農園。毎年社員を現地に派遣しています「昔のナッツは塩味を付けたり、油でフライにしたりする“おつまみ”の位置付けでしたので、食塩不使用のナッツは売れない時代が続きました。やがてアーモンドやクルミ、落花生が相次いで健康食材としてマスコミに報じられると、弊社でも原料が在庫切れになるほどの人気になりました。そんな社会的背景から誕生したのが、食塩不使用のミックスナッツです」。
塩も油も使わないコープのミックスナッツは、味付けでごまかしが利きません。そのためにはまず、よりよい原料の調達が第一です。ミックスナッツに使用するアーモンド・くるみはアメリカ産、落花生は中国産、カシューナッツはインド産やベトナム産ですが、主な産地は毎年社員が現地まで足を運んで視察します。
「ナッツや落花生は1年に1度しか収穫できない作物です。ですから、その年の天候によって非常にバラつきがあるんですね。品質のよいものを安定して調達するには、毎年現地に足を運んでサプライヤー(原料を供給する業者)と信頼関係を深める必要があるのです」。

ナッツの種類や状態によって温度を微調整する熱風式焙煎調達した原料は、落花生のみ表皮から芯まで均一に加熱する「遠赤外線焙煎」、その他のナッツは熱風で熱をムラなく伝える「熱風式焙煎」で、素材本来の甘みを引き出し、少量ずつの個包装にしています。
「この個包装も人気の理由。開けたてのおいしさを常にキープできますし、ちょうどいい食べきりサイズで『食べ過ぎ防止』にもなるんです。ナッツは栄養価の高い食品ですが、脂質やカロリーも高いので」と菅原さん。
また、個包装一つにつき、配分はアーモンドが約31%、薄皮付き落花生が約29%、カシューナッツが約20%、くるみが約20%と、バランスよく混合されています。
「分離計量器を使って正確な配合でミックスしています。昔は先に中身をガーッと混ぜてから個包装していたんですよ(笑)」と西神工場の荻野祥一さん。
2012年の発売以来、ロングセラーを続ける
食塩不使用ミックスナッツですが、厳密には「落花生がナッツではない」として、近年新たに落花生をマカダミアナッツに置き換えた
ナッツ好きのためのミックスナッツを発売しました。これらのミックスナッツ商品は、健康を気遣う組合員に厚く支持され、定期的に購入されるケースがほとんど。だからこそ「信頼を裏切ってはいけない」と、吉田ピーナツ食品は原料の調達・加工に妥協を許さないのです。

