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たべる・たいせつ
みんなで食べるとなぜおいしい

みなさんは普段、誰かと話をしながら食べていますか? コロナ禍でワイワイ楽しくお喋りすることが難しくなっていますが、家族や友人や地域の人々など、「誰かと一緒に食の場面を共有する」ということは本来とても大事なことです。
みんなで食べることで「食のマナーや作法」「食べ物をいただくことへの感謝」「食文化」「栄養のバランス」「食生活をはじめとした生活のリズム」などをしっかり考えることができるようになります。
特に成長期にある子どもたちは、誰かと一緒に食事をすること=共食することで、精神面も育まれます。

  1. 「おいしいね」「作ってくれてうれしいな」と誰かと気持ちを分かち合いながら、食べる喜びや楽しさを感じる
  2. 和やかな食事の経験から安心感・信頼感を得る
  3. その経験を通じて、相手への気遣いができたり、相手の気持ちに寄り添える
  4. 食に対して興味が持てるようになり、食の自立(自分で食を選択することができる)につながる

最近では、食卓での会話の減少によって、自己表現が上手にできない子どもが増えてきていると言われています。子どもたちにとって、何か話をしたいときには、心許せる家族との食事が、コミュニケーション能力を磨く大切な場になるのです。せめて食事の時間だけでもテレビを消し、携帯を手元から離して、楽しい会話の時間を作ってみませんか。大人も子どもも食の場面を共有し、食を楽しみ、食を育んでほしい(=食育)と願っています。

文:地域活動栄養士 長岡由里子さん

簡単! アレンジおせち料理
ナッツ入りごまめ
料理写真

調理時間 5 分

材料(4~5人分)

ごまめ(市販) …30g
ピーナッツ   …20g
炒りくるみ   …20g
炒りごま(白) …小さじ2
アイスコーヒー用
ポーションシロップ
        …1個(5ml)
しょう油    …小さじ1

作り方

  1. ピーナッツとくるみは、ビニール袋に入れて、すりこぎ等で叩いてくだいておく。
  2. ボウルにシロップ・しょう油を入れて混ぜ、材料をすべて入れて混ぜる。
ちくわの門松飾り風
料理写真

調理時間 10 分

材料(6個分)

ちくわ     …2本
ミニアスパラガス…6本
ブロッコリー  …6片(約1/2株)
かに風味かまぼこ…2本

作り方

  1. アスパラガスはゆでて斜め切りに3等分する。ちくわも3等分する。ブロッコリーもゆでる。
  2. ちくわにアスパラガス・ブロッコリーを差し込む。
  3. かに風味かまぼこで、紅白に飾り付ける。
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