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事業紹介ちいきたいせつ
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知っていますか? コープしがの介護事業
知っていますか? コープしがの介護事業

コープしがの事業は、宅配やお店だけではありません。私たちは人のつながりの中で、よりよいくらしを共につくるウェルビーイング(well-being)としての福祉をめざし、年をとっても、障がいがあっても、誰もが幸せに暮らせる社会をつくろうとしています。そんな想いから、2014年よりスタートしたのがコープしがの介護事業です。

コープしがの事業は、宅配やお店だけではありません。私たちは人のつながりの中で、よりよいくらしを共につくるウェルビーイング(well-being)としての福祉をめざし、年をとっても、障がいがあっても、誰もが幸せに暮らせる社会をつくろうとしています。そんな想いから、2014年よりスタートしたのがコープしがの介護事業です。



地域に求められる訪問介護

(写真左から)藤田さん、遠藤さん
(写真左から)
コープしが 介護事業部 統括マネージャー  藤田一宏さん、
ヘルパーステーションぽこ守山 管理者  遠藤慶一さん

「私たち介護事業部では、住み慣れた家や地域で、できる限りこれまで通りのくらしを続けていただきたいという思いを大切にサービスを提供しています」と話すコープしが介護事業部の藤田一宏さん。

介護への不安を抱えている方やサービスを必要とされている方は年々増えており、コープしがの介護事業に寄せられる期待も高まっています。現在の事業活動エリアは、滋賀県内の6市と限定的ですが、滋賀県内どこにお住まいでもご利用いただけることをめざし、生協10の基本ケアを軸に「ご利用者視点」のケアを行っています。「利用して良かった」といううれしい声も増えています。



最期の時まで在宅でサポートを

現在コープしがでは、訪問介護サービスを提供する「ヘルパーステーションぽこ野洲」「ヘルパーステーションぽこ守山」、介護サービスを受けるためのケアプランをケアマネジャーが作成・提供する「ケアプランセンターぽこ野洲」を運営しています。訪問介護には大きく3つのサービスがあります。1つ目が調理や掃除、洗濯などを支援する生活援助、2つ目が食事介助、排泄介助、入浴介助、移動介助などの身体介護、3つ目が介護保険外の自費サービスです。

「介護が必要となったとき、ご利用者だけでなく、そのご家族の身体的・精神的負担もとても大きいものになります」と教えてくれたのは、ぽこ守山で現場に立つ介護福祉士の遠藤慶一さん。例えば、看取りのケア。病気や老衰で回復が見込めない方に対して、最期の時まで身体的・精神的なサポートを実施するというものです。実際に本人や家族の希望で入院先から家に帰ってきたものの、「食事はどうする?」「オムツはどう換える?」とたちまち分からないことだらけです。

「人に頼らず何とか自分で頑張りたい、家族だから自分が看てあげたいという思いになる方は少なくありません。しかし、どうしてよいか分からない困りごとから、生活環境が悪化したり、時には家族関係の悪化につながることもあります。頼ることは悪いことではありません。コープしがでは、ご利用者の意欲やご家族のお気持ちを一番に考え、少しでも負担を減らすことができるサポートを大切にしています」。

利用者の日常生活を維持する上で欠かす事のできないサポートを、事業所の名前【ぽこ】の由来であるポコ・ア・ポコ(一歩ずつ、少しずつ)に沿って、ご利用者に寄り添い自立に向けたサポートを丁寧に行っています。コープしがの介護事業がめざすのは、組合員または、地域の方が頼りたいと思った時に、いつでも安心して頼れる事業所であることです。



介護に大切な「生協10の基本ケア」

生協では誰しもが持つ「自分らしい“ふつうの生活”を送り続けたい」という思いに寄り添うことが大切だと考え、「尊厳を護る」「自立を支援する」「在宅でのくらしを支援する」ことを介護の柱にしています。その具体的な実践方法を示したものが、「生協10の基本ケア」。これは自分らしく歳を重ねるためのヒントであり、介護する側にとっても、介護される本人の意欲を高め、自立に繋げる指針となるものです。ぜひ今後の参考にしてください。

①換気をする
窓を開け、新鮮な空気や光を取り込むことと、適度な湿度に保つことで感染症などを防ぎます。
②床に足をつけて座る
床に足をつけて座っているイラスト
床に足をつけて座っているイラスト
きちんと座位を保つことで、身体のバランス感覚を維持できます。さらに座位から足を使って立ち上がる訓練により、トイレや食事など自分でできることを増やします。
③トイレに座る
人の身体は座位によって腹圧がかかり、排泄を促すようにできています。トイレでの排泄が本人のプライドを護ることにつながります。
④あたたかい食事をする
誰かと一緒に食べたり、その料理に適した温度で食べると、食欲も楽しさも増し、生きる意欲や健康の基礎につながります。
⑤家庭浴に入る
心身ともにリラックスするには、住み慣れた家のお風呂がいちばん。清潔を保ち免疫力も高まるので、元気を取り戻す活力源になります。
⑥座って会話をする
立ち話などではなく、ゆっくり座って会話をすることで楽しい時間を分かち合い、安心感を得られます。
⑦町内におでかけする
町内におでかけするイラスト
町内におでかけするイラスト
一歩外に出ることで、人や社会とつながる機会が増え、興味や関心が高まるだけでなく、健康増進にもつながります。
⑧夢中になれることをする
日々のくらしの中で、自分らしく好きなことに夢中になれる機会をつくりましょう。?然と笑顔になるはずです。
⑨ケア会議をする
介護サービスの利用中は、本人の「本当の気持ち」を置き去りにしないことが大切です。できる限り、ご利用者の希望に沿えるよう考え支援します。
⑩ターミナルケアをする
ターミナルケアをするイラスト
ターミナルケアをするイラスト
「残された時間をどこでどのように過ごし、最期の時を迎えたいか」を考えることが大切です。できる限り元気なうちから準備することをおすすめします。


介護に関するその他のお役立ち情報

みんなの介護・くらしラボ
みんなの介護・くらしラボ
介護に関する豆知識やくらしのアイデア、全国の生協の取り組みなどを紹介する生協介護の情報発信サイトです。
みんなの介護・くらしラボ 
介護資格取得支援制度介護職員初任者研修を修了されていない状態で、コープしがの介護事業での就労を希望される方に対して、コープしがが資格取得費用の一部を補助する制度です。
※一定の条件を満たす必要があります。
※上記への問い合わせは介護事業部(077-588-6580)まで



介護に関するお問い合わせ先

訪問介護

ヘルパーステーション ぽこ野洲

事業地域|野洲市・近江八幡市(岡山、桐原、北里地区)・湖南市・守山市・栗東市・草津市
TEL|077-588-6590
住所|野洲市冨波甲972

ヘルパーステーション ぽこ守山

事業地域|野洲市・守山市・栗東市・草津市
TEL|077-598-0510
住所|守山市守山4丁目7-20 辻田ビル1階
居宅介護支援

ケアプランセンター ぽこ野洲

事業地域|野洲市・近江八幡市・湖南市・守山市・栗東市・草津市
TEL|077-588-6580
住所|野洲市冨波甲972
※上記の事業外地域にお住まいの方は、ケアプランセンターぽこ野洲(077-588-6580)へご連絡いただければ、介護相談に応じたり、介護サービスの利用を始めるまでの流れ(手続き方法)をご説明したりしています。また、お住まいのエリアの地域包括支援センターをご紹介しています。


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