創業150年老舗布団メーカー「ワタセ」布団打ち直しの見学に行ってきました。
滋賀県近江八幡市安土町にある老舗布団メーカーのワタセさん。綿へのこだわりとベテラン職人の技が光る「打ち直し」の技術をご紹介!
【写真】ベテラン職人による「腹くけ」作業の様子
【はじめに】最も多い粗大ゴミは...布団?
家庭から出される粗大ゴミで一番多いとされるのが布団であることはご存じでしょうか?
布団は毎日使いますが、いらなくなったらゴミとして捨てられています。打ち直しは、そんな布団をリユース(再利用)し、リデュース(ゴミを減らす)、地球にやさしいリサイクルができるエコロジーな取り組みです。「打ち直し」することで、使っていた布団の中綿を再利用して新しい布団としてよみがえらせることができるのです。
ワタセでは、再利用で資源を長持ちさせ、粗大ゴミを減らし、地球環境を守るため、「打ち直し」をおすすめしています。
ふっくら軽い新品に生まれ変わります!
足し綿にはワタセが独自に厳選した綿花を使っています。クズ綿やポリエステル綿ではなく、綿花の原綿を使用しています。
敷布団にオススメな弾力性のある太くて短い繊維。
掛布団にオススメなドレープ性(落ち感)の良い細長い繊維。
ワタセでは、お預かりした布団と同分量の新しい綿花を足し綿にしているため、1枚の古布団をお渡しいただくと打ち直し後の布団を2枚までご注文していただけます。ワタ年齢が40歳でも、生まれたての綿と一緒に製綿するので20歳に若返ったワタになります。
創業以来もめん綿の製造と打ち直しを通して、健康睡眠とリサイクルを大切にしています。多湿でしかも四季の寒暖差が激しい日本では、もめん布団が最適です。植物繊維で再利用できますから地球に優しく、汗や湿気をグングンと吸いますから爽やに眠れます。
もめん布団は日本の眠る文化で、もめん綿入り座布団は坐る文化です。ワタセは文化を継承し、未来に繋げます。
打ち直しの目安は3~4年です!こんな時は打ち直し
ガワのシミや臭いが取れない。 |
ぺちゃんこでゴソゴソになっている。 |
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【写真】左:打ち直し前の布団......右:打ち直し後の布団
打ち直しの後と前の敷布団の比較です!ペチャンコになった古綿ですが、打ち直し後はふっくらとした厚みに復元しています。ワタセでは、布団だけでなく座布団の打ち直しも受けております。
みなさんもおうちのお布団や座布団を「地球にやさしく」「ふわふわ」「キレイ」にしてみませんか?
ワタセさんでふとん打ち直しをしたい!
今回ご紹介させていただいた「ワタセ」さんの打ち直しは、10月1回「コープしがマルシェ」p12~p13にて掲載されています。注文書提出、ネット注文、お電話で受け付けておりますので、ぜひこの機会にどうぞ!(注文期間:9月29日(金)まで)
【注意事項】
●布団は古布団1枚で2枚までご注文いただけます。
●座布団は古布団1枚で10枚までご注文いただけます。(柄によって5枚単位でのご注文となっています)
●価格は1枚あたりのお値段となっております。
●布団のガワは工場で処分いたします。お手元に残したい方は事前に外しておいてください。
本企画に関するお問い合わせはワタセ様フリーダイヤル0120-046-210
もしくはコープしがサービス事業フロア0120-860-944
までお問い合わせください。
くらしのサービスに関するお問い合わせは
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