2015年は滋賀県をもっと楽しもう！

新しい年が始まります。2015年をもっと楽しく過ごすために、滋賀県内で開催予定の行事やイベントをご紹介します！

1月 勝部の火祭り

鎌倉時代、土御門天皇（つちみかどてんのう）の病気の元凶とされた大蛇（おろち）を殺して焼いたことが始まりとされる。長さ6m、直径40cmの大松明（おおたいまつ）12基が一斉に点火され、火が夜空に立ちのぼる様子は見る者を圧倒する。

2月 長浜盆梅展

2015年で64回目を迎える長浜盆梅展は歴史･規模的に日本一の盆梅展。盆梅とは梅の盆栽のこと。
長浜盆梅展は木がおおきく古いことが特徴。3m近い巨木や樹齢400年を超える古木など約90鉢が純和風の座敷に展示され、館内は甘い香りに漂う。

3月 左義長まつり

織田信長自らも参加したと伝わる火祭り。高さ約6mの左義長（ダシ）10数基が町内を渡り、翌日「けんか」と呼ばれる左義長同士のぶつかり合いの後、順次奉火。
国選択無形民俗文化財。

4月 長浜曳山まつり

国の重要無形民俗文化財で「子ども歌舞伎」や「役者夕渡り」などが有名な日本三大山車祭の一つ。山車を飾る約400年前のゴブラン織「鳳凰山飾毛綴（ほうおうざんかざりけつづり）」、「翁山飾毛綴（おきなざんかざりけつづり）」は国の重要文化財。平成28年秋ユネスコ無形文化遺産登録に向けて申請中。

5月 東近江大凧まつり

日本一大きい「100畳敷き東近江大凧」をあげる祭。
大凧は全国で唯一の「切り抜き工法」で、3年に一度新調される今回の図柄は、燕(縁)が向き合って繋という文字をあわせ「縁あって繋がる」を表している。

6月 天の川ほたるまつり

国の特別天然記念物に指定される「長岡のゲンジボタル」の乱舞が見られる「天の川ほたるまつり」。会場周辺の散歩道にホタル行灯が設置され、幻想的なホタルの乱舞が観賞できる。※ホタルの発生は気象条件などにより、見られないことがあります。

7月 鳥人間コンテスト

テレビでもおなじみ、人力飛行機の滞空距離や飛行時間を競うコンテスト。琵琶湖を舞台に繰り広げられる“鳥人間”たちの熱い挑戦を、今年はテレビではなく目の前で味わってみては？

8月 万灯祭

多賀神社の祭神・伊邪那美命（いざなみのみこと）が黄泉（よみ）の国の守護神であることから、あの世での祖先霊の守護を祈念する祭。夜空の下、境内に飾られる1万数千灯を超す提灯（ちょうちん）は息をのむ美しさ。

9月 瀬古の流星

甲賀流忍術発祥の地にある瀬古薬師堂の会式で、毎年花火の原形ともいわれる「流星」を打ち上げ忍者の里を偲ぶ。忍者が狼煙の代わりに使ったと伝えられる流星は秋の風物詩となっている。

10月 大津祭

県の無形民俗文化財に指定されている湖国三大祭の一つ。豪華絢爛な曳山13基が「コンコンチキチン」のお囃子とともに、大津市内を巡る曳山巡行が祭りのハイライトとなっている。

11月 メタセコイア並木の紅葉

メタセコイア約500本が延長2.4kmにわたり道路沿いに並ぶ。｢新･日本街路樹百景｣に選ばれ、四季折々の風景が楽しめる。
11月下旬頃には紅葉の並木道となり、その美しさが訪れる人を魅了する。

12月 びんてまり展

町のシンボル「愛知川びん細工手まり」。心ある人にはまるく（家庭円満）中がよく（仲良く）見えるなどと、新築祝いや嫁入り道具などに喜ばれています。愛荘町愛知川地区に古くから伝わる不思議で美しい工芸品の魅力をご紹介します。