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ふくしのお知らせ

介護事業だより 第12号-2

【2020.03.16 更新】

介護事業だより 第12号-2 

お便り紹介:介護・介護保険について私のヒトコト

 介護職の娘とともに 認知症の夫と向き合う日々

  ペンネーム  レイレイさん(野洲市)

 夫の異変に気付いたのは25年前。なぜか急に性格が変わった。生活の中で恐いと思うことも多々あり、老後この人と二人で暮らせないと思うほどだった。あまりの変化に私は娘に相談。まずは病院受診をしようという事になった。夫に検査を勧めるのでなく「私の調子が悪いので検査に行くし、お父さんも一緒に」という入り方がよかったのかOKした夫と病院へ。娘もついてきてくれた。
 はっきりと認知症と診断されたのが6年前。まず車の運転をさせないため、車をすぐに売却した。介護の仕事をしている娘の助言にずいぶん助けられ、私は教育してもらい、切り抜けてきた。いまお世話になっているデイが主人にぴったり合うのか、車のお迎えを外で待っている日々。このデイは利用者の自主性を大事にして運営している所で、夫もみんなのために何かしたい、してあげたいという心が育ったのか目力が出てきた。
 昔、娘が介護職に就くことを反対した私が、今は父のために選んでくれた仕事だったと感謝の心で一杯。私も高齢ですが、娘の叱咤激励を受けつつ、前を向いて生きていきたいと思います。


コラム ご存知ですか?介護のこと ♥ 

▲1970年に開かれた大阪万博から今年は50年目、当時、三菱グループは50年後の日本を描きました。

▲家事は機械がやる。家事プログラムに合わせてボタンを押すだけ。料理は電子自動調理器をセットするだけ。

▲「住宅は一生で唯一の所有物」という考えはなくなる。筒型の住宅は回転式で、どの部屋も日当りや風通しが良く、同様の生活環境が与えられる。

▲勉強の場は家庭に移り、テレビ放送で教育を受ける。学校は、遊びや体育を通して、人間性や団体生活を養う場となる。

▲会社の業務はオートメーション化され、ボタン一つで全てが操作できる。会社は24時間業務を続けるが、人は1日4時間労働。肉体労働は姿を消し、電子ビジネス装置で、いつもメカニズムと技術革新に守られる。

▲ガンは克服され、交通事故以外は手術も不要になる。人工臓器も活躍し、健康状態のデータは常に病院で管理され、病気があれば呼び出される…。

▲当時の日本人は、それぞれの「夢の未来」を思い描きました。2020年に到達した今「夢物語だった」という冷笑も可能でしょう。

▲しかし、50年前に描いた未来から学ぶべきは、今の日本人も「50年後の未来を描こう」という気運ではないでしょうか。「協同組合は、社会の矛盾に抵抗するのではなく、望ましい未来を創り出す、事業をともなう運動体である」とは、みやぎ生協の故内館晟氏の言葉です。

▲50年後の日本は少子高齢化も極限に達し人口は半減といわれます。その時の私たちのくらしはどんな風になっているでしょう。でも時代がどんなに変わっても、私たちが協同してできることはきっとあるはず。笑顔あふれる未来を一緒につくっていこうではありませんか。

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