平田牧場では、米どころ庄内の減反田でつくったお米を、豚の飼料として利用する「食料自給率向上モデル・飼料用米プロジェクト」に取り組んでいます。お米を与えることにより、さらに豚肉の食味もアップ。
品種はランドレース、大ヨークシャー、デュロック3種の掛け合わせ。一般的にも多く流通している品種で、特に珍しいものではありません。工夫しているのは飼料です。厳選された飼料のみを使用し、肥育後期にはパン粉(飼料全体の10%)も与えています。
産直赤どりは品種も育て方も、一般的なブロイラーと全く違う鶏肉です。地鶏として認められる血統の雛を使用し、飼育日数は普通50~60日ですが、専用の飼料で80日以上育てます。その違いは、食べ比べていただくとすぐにわかります。
純国産品種の母鶏「さくら」と、耕作放棄地や休耕田を利用した飼料米農家と卵生産者が協力したら、おいしい、ヘルシー、安全な「たまご」ができました。