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ミドル世代の食品えらび


年齢を重ねるにつれ、「もう年だから…」が口グセになっていませんか? 赤ちゃんから高齢者まで、ヒトの体を作るのは毎日の食事です。今からでも遅くはありません。食生活をほんの少し見直して、健康的な体づくりを目指しましょう。今回は、健康アドバイザーの小川美衣先生にお話をうかがいました。

原始人の食事がお手本

[今回お話をうかがったのは…]

警察官として滋賀県警に勤務し、妊娠・出産を機に退職。その後、ヨガ・マシントレーニング・食事指導を行う「ルーシーフィットネス」を立ち上げ、ボディメイクの専門家として活躍。YouTubeチャンネル「桃尻先生」でも人気。

今や人生100年時代。とはいえ40~50代くらいから、「腰が痛い」「胃が痛い」「血圧が高い」といった何らかの不調を感じ、人生の後半を不健康な状態で過ごしている人がほとんどです。

そこで近年、注目されている健康法が“パレオ式”。これは、肥満やうつなどいわゆる現代病がなかった旧石器時代の生活を学ぼうというもの。獲物を追いかけ、木に登り、絶えず体を動かしていた狩猟採取時代の食事こそ、本来のヒトの体に適しているという考えです。

女性こそマグネシウムを

具体的には、なるべくたんぱく質を摂りましょう。お肉は牛でも豚でもいいですが、生活習慣病の改善を目指すなら脂質の少ない鶏のささみや胸肉がおすすめ。魚はイワシやサバなどの青魚、身の色の濃いサケなんかもいいですね。あとは卵や豆類など。まんべんなく複数の食材からたんぱく質を摂るようにしてください。

それから、更年期を迎えた女性はマグネシウムが不足しがち。エストロゲン(女性ホルモン)の減少により、イライラしたり、眠れなかったり、ひどい場合はうつ病にも。それらの不調を食い止めるにはマグネシウムが有効です。とくにナッツはマグネシウムが豊富でおすすめですよ。

小さな運動をコツコツと

でも、もっと簡単にエストロゲンを増やすなら、朝起きてカーテンを開け、太陽の光を浴びること。それから運動。何もハードにやる必要はありません。家の前の道を1往復するだけでもOK。それを1週間続けられたら、今度は荷物を持って歩くなど少し負荷をかけましょう。

特別なことは不要です。日常に+αでできる運動から始めてください。たとえば、スーパーの駐車場はできるだけ遠くに停める。エスカレーターを使わない。そんな日々の小さな積み重ねが将来、健康寿命を延ばす結果につながるのです。

ワンポイントアドバイス

●食品えらびは原始人の目線で!

例えば商品案内書を見るときは、“旧石器時代の人が見て食べ物とわかるもの”を選んでみては。旧石器時代の感覚が難しければ、50年前の日本人くらいの感覚でもOK。

●曜日ごとにたんぱく質を決める!

月曜日は鶏肉、火曜日は魚、水曜日は卵、木曜日は牛肉…といった具合に主菜となる高たんぱく質食材をあらかじめ決めておきましょう。毎日の献立を考えるのがラクになり、バランスよく様々なたんぱく質を摂れますよ。

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