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ふくしのお知らせ

介護事業だより 第10号-2

【2019.10.21 更新】
介護事業だより 第10号-2 

お便り紹介:介護・介護保険について私のヒトコト

 ヘルパーさんの助言でとても助かった話
ペンネーム Hさん(男性・野洲市)
 

 80代の母をもう何年も在宅で介護しています。主にデイサービスと訪問介護を利用することで仕事と介護を両立しています。でもデイの送り迎えの時、歩くことができない母は、室内を這って移動するしかなく1m移動すると息切れで動けなくなる状態になり、母もヘルパーさんも大きな負担がかかっていることが最近の困りごとでした。

 車イスを使うのが一番いいのですが、段差があまりに大きく普通のスロープは使えません。そんなとき、ぽこ野洲のヘルパーさんがいいアドバイスをくださったんです。日曜大工でお手製ですが、物流倉庫で使うパレットとコンパネ板を組み合わせ、階段状の踊り場をつくることで、スムーズに車イスをベッド横まで持って行ける様になりました。これだと、母もヘルパーさんもとても楽に移動できます。

 今回のお手製の踊り場の話は、ぽこ野洲ヘルパーさんと家族のコミュニケーションという“チームワーク”があってこその解決策だった様に思います。これからも良きアドバイザーでもあってください。ありがとう。


お便り募集

 コープしがでは皆様の介護についての経験や想いについてお便りを募集しています。今回の記事についてのご意見ご感想でも結構です。掲載させていただいた方には薄謝進呈します。
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Eメール kaigo.y@coop-shiga.or.jp ①お名前、②連絡先電話、③ご住所、④ヒトコトおたより(文字数:300~400字程度)、⑤ペンネーム


コラム ご存知ですか?介護のこと ♥ 

 ▲北海道大学長谷川英祐准教授の研究によると、よく働くアリと、時々サボるアリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2だそうだ。思考能力を持たないアリが「手を抜こう」と考えているわけではない。

 ▲アリの卵は常になめ続けなければ、カビが生えて死んでしまう。勤勉なアリだけのケースでは疲労で一斉に動けなくなりコロニーが滅びてしまう。働かないアリを常駐させる非効率的なシステムがコロニーの存続に欠かせない。多様な個性・個体差があるからこそ、状況や環境の変化に適応し、種として存続する確率を高めることができる。

 ▲現代社会は、生産性や効率性を追い求めるあまり、一見無駄に見えるものを排除してきた。「老い」の経験、知恵、指導制を無視し、弱者としての一面のみを大きく捉えてきた。哲学者梅原猛は「日本思想を理解するには50年が必要だった」と言っている。老子の「無用の用」とは「人は明らかに役立つものの価値は知っているが、無用に見えるものが真に役立つものだとは知らない」と言う意味だ。

 ▲人間は、短期的な成果に結び付く特定の価値基準だけで人を評価判断しがちである。しかし、そのことは社会に多様性が生まれる余地を徐々に奪い、長期的には生き残る確率が下がってしまう危険性を孕んでいる。

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