本文へ

お知らせ

無店舗センター センター長が福島県の現状を視察・学習しました。 報告

【2014.09.23 更新】

被災地の様子

福島県産直産地・被災地を視察し、震災から復興に向けての課題を学び、復興支援に繋げるため、

無店舗センター センター長が被災地の現状を視察・学習しました。

 

開催日時

2014年8月28日~29日 

場  所

1日目:須賀川川市 ジェィラップ でんでん倶楽部生産者グループ

2日目:富岡町周辺立ち入り制限区域

 

被災地の様子1被災地の様子4
 
ジェィラップ でんでん倶楽部生産者グループ 視察報告(参加センター長の報告)

 原発事故に伴い、農作物への放射能汚染が広まっています。新聞やテレビの報道によりさまざまな情報が世の中に流れる中で、誤った認識により福島の農産物に対する風評被害が激しくなっている現状があります。

 コープしがの組合員さんからも『福島の農産物は入れないで』『何を基準として福島の生産物は安全とい言えるの?』などの苦情に近いご意見も頂くことも数件ありました。

 こうした状況の中、早期に放射能測定機器の導入や、独自の放射能検査を行い、検査の対象を生産者、作型、圃場ごとに実施されました。ジェイラップでんでん倶楽部の会員生産者だけでなく提携農場からの検査も独自に設定した厳しい基準にもとづいて安全な生産物を作っておられました。

 ジェィラップの方や福島の生協の職員さんのお話を聞く中で感じたのは、風評被害がいかに大きいかということです。

 「今、どんな支援が必要ですか?と聞かれますが、私たちもわからない」と話されてた事が印象的でした。今、私たちが出来る支援は、今回の研修で学んだ産地の実態や、福島の生産物は安全・安心で管理されたシステムで生産されているという事を組合員さんに伝えて行くことだと感じました。

 

福島県富岡町周辺立ち入り制限区域 視察報告(参加センター長の報告)

 第一原発付近の立ち入り禁止区域周辺まで行きました。線量計を持参し、福島市内で計測すると0.02マイクロシーベルト程度でしたが、立ち入り制限区域内付近の木々が生い茂っている場所では、場所により6マイクロシーベルト以上の数値が出ることもありました。

 除染活動はあらゆる場所で行われていましたが、除染活動に伴う廃棄物の袋があちこちに放置してある現状もあり、今後の受け入れ先についても早急な対応が必要だという事を改めて認識しました。

 震災から3年経過しました。阪神大震災の時は3年も経過すると相当に復興が進んだことを経験しましたが、福島の場合、駅前などの市内は復興が進んでいるものの、原発周辺は放射能の影響があるため私たちが考える以上に復興が進んでいないと感じました。

 風評被害に対する誤解や、地元の住民の方や生産者の方々の気持ちの面での復興もまだまだこれからです。こういった現状を踏まえて私たちは、産地の現状と正しい情報をどんどん発信することが被災地への支援につながると感じました。

被災地の様子3被災地の様子2

最近の記事