生活共同組合コープしが
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産直デラウェア
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巨峰、マスカット、ベリーA、ピオーネ、キャンベルに甲斐路。最近はぶどうにもいろんな品種が店頭に並ぶようになりました。大粒のぶどうが主流。そんな中、今回は小粒で少し存在感がなくなりかけている「デラウェア」にスポットを当ててみました。
(有)なかむら農園は大阪府羽曳野市にあり、デラウェアだけを年間120トン(50万パック)生産しています。市場にはほとんど出荷せず、近畿圏の生協はもとより関東、北陸、四国、九州、沖縄の生協に出荷しています。

糖度の高いデラウェア
 数ある品種の中で糖度の高いぶどうが「デラウェア」です。巨峰の糖度が18度前後に対し、デラウェアは小粒ながら20度〜23度と巨峰を上回る甘さになります。
 また、甘さとともに適度な酸味と薫りがあり、糖と酸のバランスがおいしさの秘訣です。
 果物の「酸」は日がたつにつれ抜けてゆきます。買ってしばらく置いていたみかんを食べて「酸っぱくはないけどおいしくない。」こんな経験ありませんか? 酸が抜けた変に甘いみかんはおいしくないものです。ぶどうも同じ、収穫後、日がたつにつれ酸が抜けてしまい、変に甘いぶどうになってしまいます。
 でも、食べ頃で鮮度の良いぶどうは、この糖と酸のバランスが絶妙で本当においしいんです。
葡萄づくりにこだわる匠の技
 「大阪のデラウェア」栽培は明治時代に始まり120年にもおよぶ歴史があり、古くから全国各地に出荷されていました。
 産直生産者「なかむら農園」の仲村さんはぶどうづくりにこだわり続けた匠の技を継承する五代目。
 なかむら農園は専用の堆肥工場をもち、年間300トンの完熟堆肥を生産しています。ミミズや有用な微生物がたくさん生きている土づくり、おいしいぶどうづくりにこだわった結果がこの堆肥工場に象徴されています。当然堆肥の調合は企業秘密。匠の技がここにもいかされています。
なるほどやっぱり なっとくの鮮度!
 果物は糖度の高いものほど腐りやすいといわれています。通常、卸売市場を経由してスーパーの店頭に並ぶ場合、いつ消費者の手元に届くかわからないため傷みが少ないように「若穫り」しがちになります。簡単に言うと熟す前に収穫され、出荷されるのです。
 それに対して生協の場合、共同購入で「いつお届けするのか」がはっきりしています。物流の経路もはっきりしています。今日収穫したぶどうが4日後に確実に組合員さんに届きます。だから、食べ頃で鮮度の良いぶどうが届けられるのです。
なかむら農園 仲村さん(画像クリックで拡大)
なかむら農園 仲村さん
 
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